違法民泊、トラブルの温床に 風評懸念

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 政府が適法民泊をデータベース化するのは、違法民泊が「不衛生で宿泊できなかった」など、利用者からの不満やトラブルの温床となりがちだからだ。違法民泊が野放しだと、訪日客の日本に対する評判が落ちることも懸念される。日本の質の高い“おもてなし”のためにも、違法民泊排除は不可欠だ。

 政府は適法な民泊の宿泊施設のデータベースを3月末までに構築する方針を固めた。

 国民生活センターによると、民泊に関する相談件数は2017年度に272件(前年度比27%増)と増加傾向にある。具体的な相談としては「宿泊料のほかに予約時に記載がなかった清掃料金を請求された」「宿泊先の鍵が受け取れず宿泊できなかった」といった民泊利用者からの声や、「夜中に宿泊者が騒いで迷惑だが、苦情の申し出先がわからない」といった周辺住民からの不満も寄せられているという。

 適法な民泊施設がデータベース化されて公表されることで、仲介サイト運営事業者も施設を安心して紹介できるようになるほか、利用者や施設の周辺住民にとっても不安の解消が進むことが期待される。

 政府関係者は「違法民泊だと衛生基準や防火基準が満たされていないこともあり、宿泊者はトラブルに巻き込まれがちだ。安心安全な施設のニーズは高い」と話している。

ソース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190219-00000506-fsi-bus_all

コメント
本制度が決まる前から懸念されていた、
想定に思案を重ねず見切り発進の結果が今だ。

どう見ても役所がやっていることには間違っています。本来民泊宿泊できなかったり、汚いなどは仲介業者の業務範囲です。

分譲マンションでやられると怖いよね。
オーナーがやる分には基本的に誰も口出しできない。
当然管理組合は禁止するだろうけど、それを違反したからって何?みたいな人だと厄介だよ。とくに投資目的で買ってるオーナー。

中途半端にやるなら、旅館やホテルにしたほうがまだ法律に守られる部分が多いかもしれない。

モノの見方で安直、見切り発車と言うのだが…。
国が基準なり規制なり法律整たって運用するは
国じゃない。最初から完璧じゃないから問題起こる
と言うよりは運用する側の問題だ。

最初は自宅の空き部屋を貸したのだろうが、今では完全に営利目的で、素人が貸すのだからトラブルが起こるのは当然だろう。

法の枠組みのなかでサービスや安全性を守って営業している旅館やホテルの不断の努力を無視して一方的に民泊を解禁すればこうなってしまうことはわかっていたこと。

ある程度は皆、以前から予測できた問題では?

このニュースでのトラブルは衛生的なものが取り上げられているが、事件に発展しているトラブルもよくみるので、泊まる側のリスクは大きい。

民泊ついて、安全面や衛生面をメインに規制をしたり規約を設ければいいのに、営業日数だとか面積だとか結局既存の業界を守るための基準で法律を制定したのがそもそもの間違い。